JST研究の成果報告会などで東京、広島と慌ただしく移動してかなり疲れました。沖縄に帰ると暖かくて癒されます。どうしても、研究者が集まると民主党の科学技術予算の話になってしまいます。補正予算の中身や、来年度予算が決まったころにどのような方向性になるかが明らかになることでしょう。政府の総合科学技術会議で、例の最先端を削って捻出したお金で若手、女性、地域、健康、グリーンイノベーションをKey Wordsに大型研究費を計画しているようです。若手は何歳までなのかで議論があるようですが、PIの若手で40歳できると対象がとても少なくなるでしょう。特に、健康をテーマにした場合、医学部が重要ですが、医学部のPI(教授)で40以下となると限られてきます。もう少し幅を持たせてもらいたいです。この研究費は予算規模や、目的が優れているのでいい形で公募まで運んで頂きたいと思います。
ドバイショックの後円高が止まらないようです。これまでの円高はアメリカドル安だったのでしょうが、これからはユーロに対しても高くなりそうです。どのくらいまで円高が進行するのでしょうか。長期的には70円もあるかもしれないと思ってしまいます。アメリカの研究仲間に話を聞くと、やはりアメリカの景気も悪いので研究資金が厳しいようです。日本も同様の状況ですが、すぐに回復するとは思えないです。
行政刷新会議が予算の審査をしていますが、まさか自分のJST研究費が継続されずに廃止になるとは思っていませんでした。若手も廃止になるようですし、科学技術振興は民主党になってどうなるのか心配になってきました。3兆円削って、3兆円の2次補正をするとのことですが、雇用対策が主な目的のようなので、基礎研究や教育予算には再配分されないのかもしれません。
博多で開催された西日本生理学会に参加してきました。生理学会は会員の減少が悩みのようです。生理学会は、医学部、歯学部が中心なので医学部の研修医制度にともなう大学院生の減少は直接会員減につながります。医学系の基礎研究学会で会員の増えている学会もあるようなので、それだけが原因でもないのでしょう。民間の研究所にしばらくいて、その間ほとんど学会に参加していませんでしたが、今回、参加して思ったのは生理学は大変広い分野なのですが、チャネル分子の研究発表が多いのが印象に残りました。学会が終わり、博多から共同研究の話し合いのため東京に移動しました。驚いたことに、共同研究者の研究室のデスクの横に大きな鳥籠があり、ふくろうがいました。まじかで見るふくろうは、とても知的な目をしていました。
週末の東京はとても寒かったので、沖縄に帰ると暖かいと思っていたのですが長袖、コートがいるくらいの寒さでした。沖縄に住んで、実際に過ごす冬はどんな感じなのでしょうか? やはり、慣れてくると寒く感じるのでしょうか。今日は、学位審査が無事終わったとの連絡を受け一安心しています。これで、琉球大学に赴任するまでに指導していた大学院生がすべて医学博士になることができました。琉球大学医学部では、今後どんな学大学院生と一緒に研究できるのか非常に楽しみです。
ハエの特定の回路を形成する神経群を活性化することにより、人工の記憶を形成させることができたとの論文がCellに報告されてます。ヒトの記憶も、脳の特定の神経群が織りなす神経ネットワークの3次元のパターンに還元できるのでしょうね。ただ、とてつもなく複雑で現代の技術では読み取る方法もありません。
昭和薬科大学の渡邉先生の講演が琉球大学でありました。渡邉先生とは、CaM Kinase研究でのお付き合いがあり、また三菱生命研と昭和薬科大学がすぐ隣だったこともあり、ちょくちょく渡邉先生の研究室にお邪魔していました。その頃は、まさか沖縄でこのような形でお会いするとは夢にも思っていませんでした。今日は、CaM Kinase Iの翻訳後修飾の興味深い成果をお聞きできました。渡邉先生の成果から、CaM Kinase Iとミトコンドリアの関係について考えていました。
今週末は沖縄にいるので、review書いたら車で海でも見に行こうかと思っていたら台風のため暴風雨です。研究室の人たちと、ここ2~3年、沖縄に台風が来ないと話していたところなのに、急に進路を変えて向ってきました。仕方がないのでコンピューターの前にいますが、いつもは研究室の窓から青い海が見えるのに雨で全く見えませんし、風の音も激しくなってきています。今日は、静岡で補選があるのですね。静岡県民がどのような判断を下すか興味があります。集合知という言葉がありますが、株の世界では有名な知識です。私の解釈では、「少数の知識人の判断よりも、大規模な偏りのない集団の判断のほうが、未来予測としては正しい」との概念だと思います。実際、株式市場は半年後くらいの世界経済を、どんな経済の専門家や最新のプログラム予測よりも正確に判断するとのことです。株式市場も経済予測を時々間違うことがあるそうですが、すぐに訂正されるようです。果たして、補選はどうなるでしょうか?
大学時代はクラブ活動で運動をしていたのですが、卒業してから全く運動をしなくなりました。大学院でカナダに留学していた一時期、スキーに明け暮れていましたが日本に帰ってからはしなくなりました。40過ぎてから体重が増え始め、このままではメタボになると不安になっています。沖縄に来たので、マリンスポーツがいいのではと考えシーカヤックの講習会に行きましたが、カヤックを購入した場合の保管場所がないのです。誰か有料の保管場所知りませんかね。沖縄ではマリンスポーツはなんでもできるので、もう少し考えてみる必要がありそうです。研究はストレスのたまる仕事なので、息抜きのための軽い運動が必要だと考えている今日この頃です。東京では、中年のサイクリストが多いのに驚きます。車を運転していると邪魔なのですが、自転車もいいかもしれません。沖縄の夏は厳しいかもしれませんが、今の季節は自転車にちょうどいい季節で、海を眺めながら走ると論文rejectされたことも、grant落とされたことも、少し忘れられるかも?
琉球大学医学部付属病院は、丘の上にあり雨が降ったりすると霧がかかり下からは見えなくなってしまいます。那覇市からの交通の利便性が悪く、交通手段としては自家用車が主になっているようです。那覇空港から首里までモノレールが走っていますが、延長して附属病院を経由することは、このご時世、財政的に難しいのでしょうか。付属病院のある西原地区は、琉球大学、沖縄キリスト教学院大学などあり若者も多いのですがね。一般的に、総合大学のある街には電車が停まり大学を中心に栄えますし、そのような街づくりをします。特にアメリカやイギリスの総合大学はそうです。
羽田のハブ空港化、大阪~東京のリニア建設などの話題がマスコミで取り上げられています。乗客としては、どちらも大歓迎です。沖縄も東アジアでは、日本を含めると中心に位置するので物流のハブ空港になるのかもしれません。ANAが力を入れているようです。ITデータセンターも沖縄にかなり集まっているようですし、時を隔てて沖縄が物流、情報の中継地として栄えるといいですが。
飛行機の移動時間が2時間くらいなので、小説を読むのにちょうどいい時間です。この前は、村上春樹の小説を読んでいたらCAの人に「全部読めましたか?私も、その本読もうと思ってます」と言われました。村上春樹は、ほとんど読んでいますが、アフターダークが好きですね。
今週末は、三菱生命研究所で研究室の引っ越しのことなど考えていますが、大変そうです。遺伝子改変マウスの移動だけでも頭が痛いです。東京はすっかり秋の気配です。長袖が必要で那覇から無防備に羽田に降りると風邪引きそうです。
今日の沖縄は、台風の影響もなく気持ちのいい日でした。結局、大学の部屋に籠って申請書を書いたり、共同研究者と電話をしたりしていたら外は真っ暗です。民主党政権になり、医師数を1.5倍にするなどの話がありましたが、さすがに1.5倍は医学部講義棟や実習棟の構造的に無理ですね。教員の数もそれに応じて増やしてもらいたいものです。
映画が好きで、留学中もマンハッタンの映画館に一人で見に行っていました。最近は、blu-rayで見ることが多くなりましたが、時々ぼ~と一人で映画館に行きます。今晩は、David Fincherのベンジャミンバトンの映像が流れています。老化を止めるのではなく、巻き戻すことは可能なのでしょうか。人間がイメージすることは、必ず実現するといいますから、できるのでしょうね。誰がいつ成し遂げるのでしょう。
台風が接近しているのか、風の音が大きくなっています。コーヒー飲みながら嵐の夜中に論文を書いています。今年のノーベル医学生理学賞はテロメア研究に贈られました。医学的には、細胞の不死化と癌の関係で興味がつきないし、今後も新しい発見があると思われます。



























